doors yamazoe

2020/11/09 00:00



【展示会のお知らせ】
vol.1 exhibition
刀工 金田國真(kaneda kunizane) 展

会期|2020年10月30日(金)→ 12月6日(日)
※11月3日(火曜・祝日)、23日(月曜・祝日)は開廊
各営業日の詳細はdoors yamazoe営業日をご覧ください。

開廊時間|11:00~17:00
定休日|月曜〜木曜
場所|doors yamazoe
刀工在廊日|11月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)、12月5日(土)
各13時〜15時30分在廊

在廊日には希望者に銘切の実演も行われます。
料金/1,000円(プレート代込)


【刀工プロフィール】
金田 七郎國真(かねだ しちろうくにざね)
本名:金田達吉(かねだ たつきち)

1989年(平成元年)福岡県産まれ。
高校時代に奈良県無形文化財保持者の無鑑査刀工、
河内國平師の著書『日本刀の魅力(里文出版)』と出会い、
その生き様に強い憧れを抱き入門を決意する。
高校卒業後、奈良県吉野郡東吉野村にある國平鍛刀場に入門。
以降7年間、師の内弟子として工房に住み込みで日本刀の製作法や職人としての生き方を学ぶ。
独立後、奈良県山辺郡山添村に移住。自身の工房の準備を進めつつ、日々の作刀に専心する。

○経歴・受賞歴○
平成20年(2008) 刀工 河内 國平に入門・文化庁より『美術刀剣類製作承認』を受ける
平成26年(2014) 新作名刀展 特賞(薫山賞)・新人賞受賞
平成27年(2015) 新作名刀展 優秀賞第一席受賞​
平成28年(2016) 独立 師の工房に通いつつ自身の鍛刀場の準備開始・新作名刀展 優秀賞第二席受賞
​平成29年(2017) 新作名刀展 入選
平成30年(2018) 現代刀職展 努力賞第四席受賞
令和元年(2019) 現代刀職展 努力賞第四席受賞

当店から車で3分、山添村でも同じ集落の峰寺という地に鍛刀場を構えている金田さん。
よくよくお話を聞いていると備前伝という流派の日本刀を主に作られていました。
店主の銘は長光。
長光とは国宝「大般若長光」・「津田遠江長光」・「熊野三所権現長光」、
重要文化財「高木長光」などを作した備前伝の備前長船派の刀工。
不思議なタイミングと御縁を感じつつ、それは自身のルーツの扉を巡る物語でもあります。

「日本刀は現代では実用性はなく工芸品。千年に渡り受け継がれる技法と本当に秘められた魅力を多くの人に伝わる機会になれば」と、金田さん。

是非、ご高覧ください。